モデルの説明と読み方
・ミドルタワーを横から見た断面(左がフロント、右がリア)。格子 200×160、流れは格子ボルツマン法(D2Q9)、温度は移流拡散方程式で計算しています。
・暖かい空気には上向きの浮力(ブシネスク近似)がかかります。ファンは格子に加える体積力で、空気抵抗が大きい場所では風量が落ちます(簡易的なファン特性)。
・「CPU周辺」はクーラーのフィン(簡易水冷ではラジエーター)を通る空気の平均温度、「GPU周辺」はGPUヒートシンク部の平均温度です。いずれも外気温を基準にした上昇分です。
・吸気量/排気量は各ファン断面を実際に通過した風量の計算値を「CFM相当」の目安に換算したものです。差がファン総風量の±10%以内なら「ほぼ均衡」と判定します。
・リア下部の拡張スロット通気孔は常に開いている「すき間」として扱っています。正圧ならここから空気が漏れ出し、負圧ならここから吸い込まれます。
・「よどみ」は、流速が非常に遅く、かつケース内平均より暖かい格子の割合です。
・設定を変えた直後は過渡状態です。比較するときは「定常まで早送り」で落ち着かせてから見てください。
・2D化のため、紙面に垂直な方向(サイドパネル方向)への流れや、GPUから側方への排気は表現できません。